01.地方移住で見つけた、自分なりの”船”との関わり方

愛媛県今治市で創業し、国内外で事業を成長させているBEMAC株式会社(ビーマック)。その今治本社に所属する加藤直之(かとう なおゆき)さんは、神戸市で生まれ、東京の大学を卒業後、愛媛県今治市にIターンしました。現在は、社内でも最強部隊と例えられる部署の中で、船舶の修理・点検に携わっています。期待の新人として責任ある業務を任せられている加藤さんに、現在の業務内容や就職に至るまでの経緯、移住先である愛媛県での暮らしについて伺いました。

覚えることは「1億個」。実力が求められる世界

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漁船向蓄電池の販売充電から始まり、創業70年以上の実績を誇るBEMAC株式会社で、入社4年目を迎える加藤さん。

「業務の内容は、の修繕や自社製の電気機器の修理点検です。新しい船というより、すでに航行している船を修理点検しに行くことが中心です。具体的には修理だけではなく、船主の要望に沿って改造をすることもあります。」

”同じ修理は無い”と言われるほど複雑な監視盤・配電盤・制御盤の修理・点検業務。仕事を完璧にこなすために覚えなければならない事は、”1億個”をゆうに超えると言います。その上で結果を出さなければ売上にならないという、責任が課せられる現場。場合によっては、船が岸壁に停泊する間の2時間という限られた中で修理を行うこともあるそう。

「最初は先輩にいろいろ教わりながら作業をしていましたが、もうある程度できるだろうということで、最近は一人で対応することも増えてきましたね。」

時には指名で仕事を依頼される加藤さんは、すでに現場の全てを任される立場。日々の業務と、絶え間ない学びによってどんどんその実力を身につけています。

持ち前の前向きな姿勢が、高評価に繋がる

今回は、同席してくださったBEMACグループ採用担当の梶原さんにも、加藤さんの印象について伺いました。

「凄くプレッシャーのある業務だと思いますが、入社前の姿勢と変わらず、常に前向きという印象です。」

梶原さんと加藤さんの出会いは、加藤さんが就職活動中にまでさかのぼります。加藤さんの業務に対する姿勢は、周りからも高い評価を得ているとのこと。続けて梶原さんは、加藤さんの将来を期待しているとも語ってくれました

「現在すごく重要な部署で業務に携わってもらっています。将来的な事を考えても、この先どんな立場で仕事をすることになるかは実際分かりませんが、大物になる予感がしてます。」

すでに将来を有望視されている加藤さんですが、大学時代は全く船とは関係のない学科を専攻していたと言います。

専攻にとらわれず、”興味”を仕事に

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「大学では生物を専攻していました。電機や船舶には全く関係ないのですが、食品に使われる色素の研究をしてました。研究内容が面白かったですね。」

当時の加藤さんは大学の専攻内容に沿って、薬品関連や食品関連企業で就職先を探していたと言います。しかし、加藤さんの家族には祖父の代から造船や船員の仕事に携わってきたという歴史があり、加藤さん自身も船に対して少なからず興味を抱いていたそう。そんな時、あるUIJターン生向けの企業説明会で、船舶の電機関係を主な事業とするBEMAC株式会社が目に止まります。

「父は船員でした。船員さんをサポートする側として、このような形でも船に携わることができるんだという新しい発見がありましたね。採用担当の梶原さんから企業の説明を受けた時に、社内には色々な専攻の人が居るから、入社後に勉強すれば大丈夫と。」

船に携わるためには、船員になるしかないと考えていた当時の加藤さん。船員になるためには再び学校に通わなければならない上に、船員となると長期間にわたって家に帰ることが出来ません。電機の分野から船舶の運行をサポートするというこの仕事は、自身の考えや状況に最もフィットするものだったようです。

”任せてよかった”という感謝を直接体験できる部署

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現在、船の修理や点検に携わっている加藤さんですが、入社前は会社の利益に最も貢献できるという理由から、営業職を希望していたそう。

「営業職に就き、将来的には会社を動かすことができる人間になりたいと考えていたんです。実際に入社し、今は現場で直接お客様と話をしながら機器の交換時期などをお知らせしています。今ではこれも営業の一種だと思うようになりました。」

船の乗組員さんが機器の不具合に困っている時に、手早く問題を解決していく先輩たちの背中を見て、これこそがこの仕事の醍醐味だと感じたとも言います。

「不具合が出た時に素早く対応してくれる担当者は好印象ですし、この会社に修理を任せて良かったと思ってもらえたほうがいい。それを実際に体験できるのが、今の自分が所属する部署なのかなと思います。」

最初は怖い印象もあったという職人気質な先輩たちに囲まれ、仕事をこなす加藤さん。今となっては船に居るほうが落ち着くと語ってくれました。

トータルで考えても東京には劣らない。愛媛県での充実した生活

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神戸や東京での生活を経て、愛媛県今治市に暮らす加藤さん。地方移住者でもある加藤さんにとって、今治市の印象はどのようなものでしょうか。

「東京のスーパーに比べて、地元のスーパーの魚は確かに美味しいですね。周辺の農家さんが採ってきてくれた野菜を販売するコーナーもあり、だいぶ安く購入できるので、食には困らないという印象です。」

また、神戸出身で都会の暮らしが長かった加藤さんにとっては、好きな車を運転できるということも大きなポイントのようです。その他にも、近くの綺麗な海をすぐ見に行けることや、地域の人たちと楽しむバレーボールやアウトドアに参加できることなども加藤さんの楽しみのひとつ。

「トータルで見れば、そんなに東京に劣らないかなと思います。基本的に移動は車じゃないと動けないというのはありますが、こちらに来て楽しいと思う事も沢山ありますね。」

やりがいと達成感を得られる仕事と、充実したプライベートの時間。加藤さんは移住先である愛媛県今治市においても、衣食住共に満たされた生活を送られているようです。

 

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