02.地方企業が求める、固定観念を切り崩す移住人材

近年、ますます人手不足という課題に直面する地方企業。地方移住者を採用することは、企業の未来を変化させる手段のひとつになると考えられ始めています。愛媛県に移住者が来ることについて、企業側はどのような考えを抱いているのでしょうか。移住者の採用を積極的に行なっているBEMAC株式会社の総務部長である馬越通博(うまこし みちひろ)さんにお話を伺いました。

生活の基盤づくりには、サラリーマンも悪くない

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馬越さんはご自身の経験から、サラリーマン生活を上手く活用することを勧めています。

「移住者が生活するには、生活の基盤となる仕事が必要です。移住を機に、農業や稼業を始めるのも素晴らしい事だと思いますが、手堅く仕事をしたいという意味では、サラリーマン生活も悪くはないのかなと思いますね。ゆくゆくは自営で何かを始めるにしても、最初はサラリーマンとして地域との繋がりを作るということがもっと増えてもいいと思います。」

地方移住の際にフォーカスされがちなカフェや農業といった開業。しかし、新しく生活を始める場所では、人との繋がりを作ることも大切な事です。企業に勤めることは、人脈を広げる事にも繋がります。生活の拠点として社宅に住むこともでき、規模の大きな企業となると会社の看板を利用することも可能です。そういった意味も含めて、企業に勤めることはひとつの選択肢になるのではと語ってくれました。

外部からの意見が、凝り固まった考え方を崩す

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馬越さんは、単に人を配属するというだけでは人材育成に課題が残ると言います。

「忙しい部署があります。そこには短期的に人手を配属し、残業を解消しなければなりません。しかし長期的な視点で見れば、人材派遣などに頼り、短期的に人材不足を解消出来たとしても、長期的な人材育成という意味においてはやはり課題感が残りますね。」

長期的な人材育成として、人に頼らず自分自身で仕事をこなすことができるような環境づくりと、危機感を与えつつ社員を成長させるような取り組みを行っていると言います。そして、次世代のリーダー育成に対しても、移住者のような外部からの意見や考えが必要とも語ってくれました。

難なく固定観念の壁を乗り越える外部人材

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地域の人手不足を解消し、新たな風も期待できる移住者の雇用。外部人材に期待するイノベーションへの例え話をしてくれました。

「水槽の真ん中に仕切りをつけて、片方の魚に餌をやると、もう片方の魚は餌を取りに行く度に仕切りに頭をぶつけてしまい、いずれ餌を取ろうとしなくなります。次に仕切りを取り外すと、もう魚は”壁がある”という固定観念によって餌を狙いに行きません。そこで新しく魚を水槽に投入した場合、その魚には”仕切り”という固定観念がなく、餌を難なく食べてしまいます。」

「この例え話のように、地方移住者を含む外部からの人材によって、凝り固まった考え方を崩してくれる人が必要だと考えています。」

学生時代は生物を専攻し、畑違いの事業を展開するBEMAC株式会社に就職を決めた加藤さんは、まさにこの例え話に当てはまるイノベーション人材と言えるでしょう。

● 加藤さんインタビュー記事

”地方移住の構想”に次の一手を

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「人生には偶然の縁がある。それを掴むのは自分次第。行動することが大事。加藤くんも、縁があったんよ。ウチの会社に。で、ウチも加藤くんに縁があった。すごいことでしょう。東京から今治に来てくれているのですから。とんでもない縁ですよ。この縁を、大事にする。」

偶然の縁を掴み、活かすことで人生が切り開かれるとおっしゃる馬越さん。人生の選択に答えが無いからこそ、今後も一つ一つの縁を大切にしていきたいと語ってくれました。

BEMACグループの従業員数は、全体で992名(2020年6月時点)にのぼります。その基礎には、ご縁を大切にするという考えが根付いていると実感できます。BEMACグループは今後も、一つ一つのご縁に一人一人の情熱を重ね、飛躍・成長していくことでしょう。

国内外で挑戦を続けるBEMACグループの門戸は、広く開かれています。

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01.地方移住で見つけた、自分なりの”船”との関わり方