フィンランドの社会に浸透する”ワークライフバランス”!日本との違いは?

”ワークライフバランス”の実現度が違う!日本とフィンランドの働き方はどう違う?

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「働き方改革」によってさまざまな取り組みがおこなわれている我が国、日本。

有給消化や残業に関する法改正を始めとし、同一労働同一賃金、その他テレワークによる在宅勤務の推進など、日本国内の労働環境は確実に変化し始めています。

働き方改革は、日本における生産性向上や少子化問題の解決策として”ワークライフバランス”をキーワードとし、私たち日本人に勤務時間や勤務時間外の活動について見直す機会を提供し始めました。

その一方、”ワークライフバランス”のお手本とも言うべき国が北欧のフィンランドです。

残業が多く有給休暇も取りづらかった日本とは異なり、フィンランドの社会は早くからワークライフバランスに取り組み、国民一人ひとりが生産性の高い社会を実現しています。

日本とフィンランド。

果たして、労働環境や勤務時間外の生活はどのように異なっているのでしょうか。

国民が”幸福”なフィンランドという国

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日本に旅行で遊びに来ているフィンランド人と会話をすると、1ヶ月の休暇で日本に遊びに来ているという人が数多くいます。

日本国民からすれば、1ヶ月の休みがあるのは”学生時代だけ”と考えるでしょう。

  • 世界各国における幸福度上位
  • 有給消化率 100パーセント
  • 夏休み約1ヶ月
  • 国民総生産 日本の1.25倍

これらはすべて、フィンランドが持つ特徴です。

仕事の効率が非常によく、休むときはとことん休んで英気を養う。

仕事だけでなく、家庭のことや趣味のこと、その他あらゆる生活に関わることをバランス良くこなすフィンランドの国民は、まさにこれからの日本がお手本にしたい国と言えるでしょう。

”ワークライフバランス”の大切さを知っている!フィンランドの国民の働き方はどう違う?

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これまで”ワークライフバランス”を考えてこなかった日本ですが、ようやく重い腰を上げてワークライフバランスに対する取り組みを進め始めています。

この点に関して少し先を行くフィンランドでは、国民の働き方はどのようなものなのでしょうか。

フィンランドの一般的な企業の始業時間は8時頃。

この点は日本とさほど変わりありません。

そして終業時間は16時~17時頃が一般的と言われています。

フィンランドと日本の異なる点は、どの業種、どの業界でもこの時間が徹底的に守られているという点です。

ちなみに、法律上の就業リミットは1日あたり8時間、週あたり40時間となっており、このルールが遵守されています。

もちろん勤務状態によって多少の変動はあるようですが、定められた勤務時間を守るという姿勢が社会全体に浸透しており、一般的な日本の社会とは全く異なっていることが分かるでしょう。

在宅勤務者も多い!理想のライフスタイルが実現できるフィンランド

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日本の働き方改革では”テレワーク”という概念によって、在宅や他の場所でも仕事がこなせるような取り組みを推進しており、多くの大企業が取り入れ始めています。

この進化系とも言うべき国がフィンランドです。

今現在、在宅勤務を始めとした”テレワーク”に対する取り組みが進む日本ですが、フィンランドが柔軟な働き方に着目し、法改正をおこなったのはなんと1996年のことです。

子供の学校への送り迎えや、遠方への出勤の手間を省くための在宅勤務ですが、現在フィンランドでは30パーセントほどの人が週一回以上在宅で勤務しているようです。

近年のさらなる法改正により労働者が働く環境を自由に選べるようになったフィンランド では、企業側からすると、労働者が自由な勤務体制を選択するからと言って仕事をサボったり、ないがしろにするといった考え方があまりないようです。

この点も、日本という国の文化とは大きく異なるのではないでしょうか。

仕事を終えて16時帰宅!フィンランドでは「残業する人」は”作業効率の悪い人”

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かつての日本では、仕事ができる人はバリバリ働いて残業を長時間こなし、ずっと会社に居て家庭を省みない、というイメージでした。

そのため上司や同僚の顔を伺い、なかなか家路につけないという悪循環もありました。

現在の日本では、働き方改革によって私たちの働き方が大きく変わりつつあります。

そしてその先には、フィンランドのあたりまえとも言える”残業”に対する考え方があるのではないでしょうか。

フィンランドでは、企業と労働者ともに残業や休日出勤を可能な限り避けるという方向性を持っているようです。

また、仕事から次の仕事への間に取らなければならない休息時間、1週間の間に取らなければならない休息時間が法律で定められています。

フィンランドにおける仕事ができる人のイメージは、残業をせず時間内に仕事を終らせる人です。

16時に上司の顔色や同僚の様子をうかがうことなく、まっすぐ帰宅するフィンランドの国民。

日本が目指すべきワークライフバランスの実現は、ここに見習うべき姿があります。

フィンランドをお手本にワークライフバランスについてもう一度考えてみよう

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フィンランドは、世界でも有数の”ワークライフバランス”実現国です。

適切な有給消化や休日の存在によって人生を楽しむことができるフィンランドの国民は、まさに今の日本が見習いたいモデルケースと言えるのではないでしょうか。

仕事からプライベートまで、フィンランドの国民は多くのことを実現しています。

働き方改革によってワークライフバランスの実現が進む日本ですが、現在の取り組みがさらに浸透すると、国民の生産性は高まり、各人が自ら望むライフスタイルを実現できる社会が待っているはずです。

日本社会のルールや常識は今変化の時期にあります。

私たち個人個人も、フィンランドをお手本にワークライフバランスについてもう一度考えてみましょう!

 

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