”パソコン作業”は重労働?「VTD症候群」による健康被害とは

ナメてはいけないVTD症候群。パソコン作業による健康被害は現代病のひとつ!

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製造業からIT系まで、あらゆる仕事に欠かせない『パソコン』。

パソコンによる仕事の効率化はめざましく、現在ではあらゆる仕事がパソコン頼りになっています。

パソコン作業は見た感じ、”座ってキーボードを打つだけ”というように捉えられがちです。

しかし実際のところは、目に大きな負担をかけ、身体の各部位や精神的にも負担となる”重労働”なのです。

厚生労働省からもガイドラインがリリースされている「VTD症候群」は、パソコン作業のしすぎで起こる症状です。

現在は事務作業だけでなく、プログラマーやライターをはじめ、パソコンがメインの仕事が増加傾向にあります。

健康被害を防ぐために、パソコン作業で発症する「VTD症候群」の健康被害について確認しておきましょう。

長時間のデスクワークは寿命を縮める!?「VTD症候群」とは

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「VTD症候群」とは一体どのようなものなのでしょうか?

VTD症候群の”VTD”とは、Visual Display Terminalという英語の頭文字を取っており、『ディスプレイのついた精密機器』のことを指します。

つまり「VTD症候群」は、パソコンを使って長時間作業をおこない続けた結果、体の各所へのダメージや精神的なダメージによる様々な症状のことを指し示しているのです。

別名「IT眼症」「テクノストレス眼症」とも言われています。

アメリカの先端研究の中には、『座りっぱなしの時間』が1日あたり2時間未満の成人を基準とした場合、『座りっぱなしの時間』が 増えるごとに総死亡リスクが増加すると示唆するものがあります。

これはつまり、1時間以上座りっぱなしを続けることが寿命を縮めるということを伝えているのです。

「VTD症候群」における諸症状

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パソコン作業はずっと座っているということもあり、その危険性が見えづらく、注目されにくいものです。

そこで以下のような症状がある場合は、対策をとる必要があります。

  • 目の症状

目の痛み・ドライアイ・目の疲れ・目のかすみ・視力の低下・充血など

パソコンを使う上で私たちの目は、画面の明るさや暗さに応じて、 ピントを合わせ続けます。

目を酷使し続ける結果、眼精疲労やドライアイの症状が発症します。

  • 身体の症状

肩のコリ・首や腰の痛み・背中の痛み・手や指の痺れなど

ディスプレイの位置や椅子の高さ、デスクの高さなどがうまく調整されていなければ、身体の各所に負担がかかります。

そして決まった姿勢で作業をすることによって、肩コリや首のコリが発生します。

これらが悪化すれば、手のしびれや背中の痛みへと発展し、身体全体に悪影響を及ぼします。

  • 精神的症状

イライラ・不安感・鬱の症状など

ディスプレイから目に取り込むブルーライトは、眼精疲労などといった目の症状を引き起こすだけでなく、精神的にも負担になります。

疲労や不眠などを誘発し、結果として無気力や 抑うつ症状、イライラなどに発展します。

自宅や職場での仕事に取り入れよう!「VTD症候群」を回避するための対策とは?

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パソコンによる長時間の作業は、目や身体、精神的な部分にまで負担をかけます。

仕事を詰め過ぎたり、またはだらだらとパソコン作業をおこなうことは、健康を害する可能性を高めてしまいます。

「VTD症候群」による症状を回避するには、適度な休憩と作業環境の工夫が必要です。

具体的にどのような対策が必要なのか見ていきましょう。

VTD症候群を防ぐための対策

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1. 連続作業を避け、しっかり休憩を取る

パソコンによる連続作業時間は、1時間以内に調整しましょう。

作業ごとに10分~20分の休憩をとり、目の疲れや首・肩の疲れをとるためにツボを押したり、まばたきを意識的におこなうようにしましょう。

間違っても首をポキポキ鳴らすような動作をしてはいけません。

 

2. 立ち上がって体を動かす。

休憩の合間に立ち上がり、体を動かすように心がけましょう。

肩や首の血流が悪くなりやすいので、 両手を上げてバンザイの姿勢をとったり、腰を伸ばすといった体操をおこなってください。

3. 作業環境を見直す

デスクと椅子の高さ、ディスプレイの位置を今一度確認し、体に負担のない位置に設定しましょう。

その上で、ディスプレイの明るさを室内の明るさに合わせて調整します。

4. アイテムを活用する

ブルーライトをカットするシートやメガネなどは、健康被害から身を守るためにとても役立つアイテムです。

パソコンのディスプレイから目を守るためのアイテムを導入しましょう。

パソコン作業は重労働。「VTD症候群」による健康被害から身体を守ろう!

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重いものを持ち上げたり、歩くこともないパソコン作業は、見方によっては楽な作業に感じるかもしれません。

しかし、パソコンのディスプレイを見続けながらおこなうパソコン作業は、 目や身体、精神に大きな負担をかける重労働です。

成果を追い続けるプログラマーやライター、 企業のオフィスでデスクワークをおこなう人などは、慢性的にこのような症状を持っていると考えられます。

VTD症候群を防ぐためには、パソコン作業に従事する本人の意識はもちろん、社内全体による理解が大切です。

パソコン作業は重労働です。

「VTD症候群」による健康被害から身体を守りましょう!

 

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