日本は世界一”座る”国?デスクワークや座り過ぎが引き起こす健康被害とは?

日本人は座りすぎ!”長時間の座位”が身体に引き起こす悪影響をチェック!

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1日にどれくらいの時間を座って過ごしているか、チェックしたことはありますか?

 

現代の仕事はパソコンに依存していることもあり、職種にもよりますが、”座りっぱなし”で過ごす事が多くなっています。

 

”座位”というものは見た目にも静かに座っているだけなので、”健康被害”とは程遠いイメージがあります。

 

心臓が激しく動くこともありませんし、筋肉を酷使するわけでもありません。

 

意識されにくい”座位”ですが、近年、”座りっぱなし”による糖尿病・がん・脳血管疾患などといったあらゆる健康リスクで注目されています。

 

はたして、長時間の座位が引き起こす悪影響にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

 

1日の座位時間が世界で最も長い日本人

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1日の60パーセント以上を座って過ごす日本人。

 

日本人は、世界で最も座る時間が多い民族であることはご存知でしょうか?

 

シドニー大学による世界20カ国の国民の1日平均座位時間の研究では、日本がトップの ”平均7時間”をマークしています。

 

さらに、40代から60代の座りっぱなしの平均時間はプラス1時間と更に長くなります。

 

近年、アメリカ・ユタ州のシリコンバレーにて長時間座りっぱなしになるデスクワークの健康被害を防ぐため、スタンディングデスクが登場し話題となりました。

 

そのようなこともあり、座りっぱなしの危険性については日本国内でも取り沙汰されることが多くなりました。

 

しかし、まだまだその認識は薄い傾向にあります。

 

 

デスクワークは要注意!「座りっぱなし」の健康リスク

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長時間の座位は、あらゆる健康被害のリスクを高めます。

 

その理由を解説します。

 

座りっぱなしの健康リスク①:血流の悪化

座っている状態では、体の筋肉で最も大きい大腿四頭筋(太ももの筋肉)、第二の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉が静止状態にあります。

 

このような状態では血流が滞り、身体に栄養や酸素を運ぶ活動が弱まり、 血液が流動性を失ってドロドロになります。

 

その結果、血管内に血栓が形成されやすくなり、がん・静脈血栓塞栓症・高血圧・脳梗塞・心筋梗塞など、あらゆる病気を引き起こす原因になります。

 

座りっぱなしの健康リスク②:糖尿病リスクの増加

座位の状態では、下半身の筋肉が運動していない状態にあります。

 

長時間の座位により、大腿部(だいたいぶ)の筋肉でブドウ糖を吸収するためのインスリンの働きが悪くなり、 体内の血糖値が上昇し、肥満や糖尿病のリスクを高めます。

 

明治安田厚生事業団体力医学研究所の調べでは、1日9時間を座位で過ごす成人の糖尿病発症リスクは、そうでない人と比べて約2.5倍も高いことが判明しています。

 

座りっぱなしの健康リスク③:がんの罹患リスク

早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授によると、長時間の座位はがんの罹患リスクを高めることがわかっており、特に影響があるのは”大腸がん”と”乳がん”であることが判明しています。

 

座りっぱなし健康リスク④:認知症や精神病のリスク

体内の代謝などの活動が弱まる座位は、あらゆる病気に加えて精神面が不安定になるようです。

 

ある研究では、1日のうち半日を座って過ごす人と、1日6時間しか座らない人を比べた結果、 精神的なストレスなどの問題を抱える人の数に約3倍もの差が出ることがわかっています。

 

 

どれくらいの時間が適切?長時間の座位で健康被害を受けないための対策

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座る時間が非常に長い現代の日本人。

 

パソコン作業によるVTD症候群などをはじめ、私たちの職場には”複合的な健康リスク”が潜んでいます。

 

今回ご紹介した健康被害やリスクを減らすためにできることは、実はたくさんあります。

 

まず手始めに、以下のことを意識しましょう。

 

  • 連続的な座位による仕事時間を1時間以内とし、10分から20分の休憩をとる
  • 座った状態でもできるストレッチをおこない、太ももやふくらはぎの筋肉を動かすように心がける
  • スタンディングデスクなどをオフィスに採用する

 

 

死亡リスクが高まる長時間の座位を避け、健康被害のリスクを回避しよう!

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座り仕事というものは、見た目からして健康リスクが低いと思われがちです。

 

特に立ち仕事をメインとする人たちからすれば、座って仕事ができることを羨ましいとすら感じるかもしれません。

 

しかしながら、座り仕事による座位の間、体の内部で起こっていることは非常に過酷です。

 

つまり、座りっぱなしの仕事は想像以上に”重労働”なのです。

 

座り仕事をおこなっている人は、幸福な生活に欠かせない『健康』を守る行動が必要です。

 

死亡リスクが高まる長時間の座位を避け、健康被害のリスクを回避しましょう!

 

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