地方移住への一歩がどうしても踏み出せない・・・職場や人間関係への「執着」の原因とは?
満足はいかないまでも、適度な収入と円満な人間関係。
職場における立場にも不満はなく、将来についても期待されている。
でも、自分の中で今の生活に何か”満たされない”ということはありませんか?
『地方移住』について考えている人の中にも、このような状況に置かれている人がいるかもしれません。
新しく踏み出したい一歩、しかしなかなか足が前に出ない。
そのような状況下では、自分が何を考えているのか、なかなか明確化することができません。
なぜなら深い欲求は”心”に属するものであり、表面上の地位や収入、肩書きや立場では測れないものだからです。
地方移住を足止めする”執着”とはどのようなものなのでしょうか。
また、その原因とは何なのでしょうか?
”村社会”という日本の文化。
なんとか円滑に、上手に構築したい職場の人間関係。
子供の頃から学校や家庭の中で、人間関係は非常に大切なものでした。
私たち日本人には、「他人から嫌われることがないように」「仲間はずれにされないように」と、 自分よりも外側の目や環境を優先して行動する癖のようなものがあります。
”人間関係の輪を作って、みんな平等に”という、古くからある日本の『村社会』の文化は、 時にいい方向に働きますが、良くない方向へ働くこともあります。
それは、輪を飛び出してさらにステップアップしようという人の足を引っ張る行動として表れることもありますし、説得するような形で行動を抑制する場合もあります。
これらの行動は、他人のステップアップを妬む、またはよく思わないなど、あなたに”輪から出ていってほしくない”気持ちの表れです。
”職場での評価が自分の評価”という考え方も足止め原因
”自己評価”とは、自分の人生を生きる上で大切なものです。
人は他人からの評価を気にする傾向にあり、また他人からの評価が自分の価値であると考えがちです。
それは会社においても言えることであり、自分の地位や立場を自分の価値へ変換している場合もあります。
これは、『自己の評価』が外側に左右される状態であり、『自分の軸』がない状態です。
社会へ出れば、会社や人はあらゆる物差しを使って自分を評価します。
多くの人がこの”評価”に足を引っ張られがちですが、実際の所、自分に本当の価値をつけることができるのは自分だけです。
会社や仕事に執着をしていると感じる人は、
「自分の評価が会社や仕事ベースになっていないか?」
といった点を一度考えてみる必要があります。
「自分軸」を持つことが大事!
あなたにとって本当に大切なものとは何でしょうか?
社会の価値観や職場の人間関係における価値観を採用し続ける限り、 自分が心から大切だと思うことを実現するのは難しくなります。
ここで言う自分の軸とは実際、何のことを指すのでしょうか?
それは、自分が『本来持っている価値観』です。
執着を離れて自由になるには、『自分軸』を持つことがキーポイントです。
そこで、社会や世間、職場の人間や家族なども含めて、周りの人たちが自分に求める事を一旦脇におき、まず自分が本当に望むものや本来持つ価値観について掘り下げてみます。
ノートとペンを使った”自分自身の棚卸し”も役立ちますが、まずは自分と向き合い、 自分自身をもう一人の人間と考え、その価値観を書き出してみましょう。
知っているようで知らない自分自身のこと。”好きなこと”を実行に移す
社会や世間などの外側の価値観に合わせていると、本来の自分を見失うことに繋がります。
執着を抜けるために自分軸を見つけるひとつの方法の中に、”好きなことをする”というシンプルなものがあります。
どんなことをするのが好きか?
これは、日常の細かいことから始めることをオススメします。
「好きなことをする=嫌なことをやめる」
とも言い換えることができます。
職場の人に食事に誘われても、気乗りしないときは行かない。
ムダだと感じている付き合いをやめてみる。
とにかくしたくないと感じることをやめ、したいと思うことを優先するのです。
家族ともっと長い時間を過ごすのも良いですし、家族から離れて1日を趣味に費やすなどでもかまいません。
「自分が本来どうしたいのか」
を、
”自分のために把握してあげる”。
そしてそれらを実際に行動に移すことが、 社会における執着を手放す第一歩となります。
本当の欲求や根源的な価値観を知り、地方移住を実行に移そう!
社会に合わせて生きるということは、私たちの生活には欠かせません。
しかし、”自分の価値”まで社会に決めてもらうということは、『自分軸』を放棄するということです。
自分軸を採用しないでいると、結果的に自己の評価が自分の外側へと移り、自分自身の深い欲求を満たすことが難しくなります。
執着を手放すには、自分をもうひとりの人間と考え、価値観や望みを把握してあげることが大切です。
本来の欲求や根源的な価値観を知り、地方移住を実行に移しましょう!
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