時代は都会から地方へ!?進む”若年世代の都会離れ”

”田舎暮らし”について考えてみたことはあるでしょうか?

 

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どこに行ってもほぼコンクリート。

 

樹木や花などの自然が身近になく、コンビニ飯やインスタント食品で空腹を補い、比較的物価の高い東京や大阪などで暮らす。

かたや一方では、豊かな自然に囲まれ新鮮な海や山の幸が手に入り、物価が安い傾向にある地方で暮らす。

この両者の暮らし方には大きな差があります。

 

さらに今は、豊かで刺激的な暮らしができていた80年代から90年代のバブル景気の頃とは打って変わり、都会は若者たちにとってますます住みにくい場所になりつつあります。

このことを裏付けるかのように”人々の都会離れ”が着々と進んでいるのはご存知でしょうか?

 

地方への移住希望者は20代の若者が中心となっている!?

 

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都会暮らしに疲れ、見切りをつける人々の数は年々増え続けています。

東京都にある認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」では、地方への移住相談者の数が2008年から2016年の間に10倍の数に膨れ上がったと公表しています。


参考:ふるさと回帰支援センター

 

世代の傾向としても、40代の中年世代に多かった移住希望者から変わって20代や30代の若年世代が中心となっているようです。

 

何が人々を”都会離れ”に駆り立てるのか

 

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「上京」という言葉は、地方などから東京へ移住することを指す言葉です。

 

そしてこの言葉は、ある世代の人にとっては非常に夢のある言葉です。

 

昔の歌の歌詞などによく使われているように、バブル景気のころは”東京に行って成果を出す”という風潮が一般的でした。

「東京に行って、いい仕事について、いいお給料を貰う」大変な仕事でも勤勉に働き続けることで成果が出せる時代がありました。

その頃の東京では一般的なサラリーマンでも平均月収は50万円ほどあり、さらに役職がつけば100万円近くの月収に跳ね上がったといいます。

 

それだけの実入りがあれば、物価の高い東京や大阪でも暮らしやすく働き甲斐もあったでしょう。

しかし現在ではどうでしょうか?

 

賃金の低下やブラック企業の台頭もあり、真面目なサラリーマンが勤勉に長時間働いたとしても頂ける給料は当時のものとは比べものになりません。

 

「安月給で長時間拘束されながら都会で暮らすことに疲れてしまった。」

都会で働く人たちの多くが夢と現実の違いを知り、これまでの傾向とは逆に、自身の可能性を求めて地方での生活を夢見るようになりつつあるのです。

 

地方で暮らすチャンス?地方には若者が活躍できる場がだくさんある

 

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都会で暮らすにしても地方で暮らすにしても、どこに行っても”良い点”や”悪い点”はあるものです。

 

何かと利便性は高いものの、人口が密集し日常生活のストレスが多い都会生活では、心も体も忙しい生活になりがちです。

 

その反面、キャンプなどのアウトドアを楽しむことができる海や山などの自然が身近にあり、静かで騒音も少ない地方に住むことは、都会にはない人間らしい生活を実現させてくれます。

しかし、この地方移住を考える上でもっとも大きな不安要素となるのが「仕事」です。

地方の仕事情報が少ないという声をよく耳にしますが、これは発信力に問題がある場合もあります。

 

実際のところ地方では、労働力とともに成長・変革をうながす人材が不足しています。

 

そのため、地方だからこそ経験やアイデアが活きる場面が多く存在するのです。

 

これは就職する場合だけではなく、起業する場合でも同じです。

現在はインターネットで世界中と繋がることができます。

 

場所を選ばない仕事であれば、休日は近所の温泉で疲れを癒やし、新鮮で美味しい食べ物を楽しみながら仕事をすることもできます。

 

地方における働き方は、自分次第で大きく変えることができる可能性を持っているのです。

 

地方に移住をしたら、具体的にどんな仕事があるのか?

 

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さて、実際のところ地方ではどんな仕事があるのでしょうか?

 

もちろん移住する地域などによって仕事は様々ですが、以下のような仕事が一例です。

  • 第一次産業(農業・林業・漁業・畜産業)
  • 第二次産業 (鉱工業・製造業・建設業など)
  • 宿泊施設やカフェなどの仕事
  • 介護や高齢者のサポート
  • 医療関係
  • IT関連やIoT関連などのインターネットを使った仕事
  • 設計の仕事
  • 地元企業への就職
  • 起業
  • 事業継承
  • 地域おこし協力隊

これらの仕事以外にも、都会から地方に引っ越しをした人の中には自家栽培による農作物のブランドを立ち上げて成功させている人や、優良企業に就職した人、地元や都心の仕事をフリーランスで請負いこなしている人など様々です。

 

つまり、一般論としての「地方は給料が安い」「地方は仕事がない」という時代ではなくなってきているのです。

 

一般論だけでは語れない「地方暮らし」について考えてみよう

 

自然が豊かで空気が綺麗。

静かで過ごしやすく、ご飯が美味しい。

休みの日は仲間とアウトドアを楽しめる。

このような地方での暮らしでは、心身ともにナチュラルなバイオリズムを取り戻すことができます。

 

システム化された都会の生活はたしかに利便性が高く、一部分では暮らしやすいと感じることでしょう。

 

しかし、「自分が暮らしたいと心から思える場所を見つけて暮らす」というのも私たちが持つ”自由”の1つです。

人生は一度きりです。

これを機に、一般論だけでは語れない「地方の暮らし」について考えてみてはいかがでしょうか。